今週末5/20(日)、当店ではロシアの作曲家スクリャービンの生誕140周年を記念して、ピアノの稀少楽譜と新品CDの発売を行います。

本日は、スクリャービンにゆかりの深い2人のピアニスト、ウラディミール・ソフロニツキーとサムイル・フェインベルクの新品CDのご紹介です。

Samuil Feinberg(1890-1962)
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Vladimir Sofronitsky(1901-1960)
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①ヴィクトル・ブーニン/フェインベルク:4つの前奏曲op.8、ピアノ・ソナタ第6番op.13、ピアノ協奏曲第3番op.44 Classical Records(CR-075)
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 作曲家としてのフェインベルクの姿を知ることのできるCD。演奏者ヴィクトル・ブーニンはフェインベルク晩年の高弟です。しかし演奏様式に関してはフェインベルクと異なる感性をもったピアニストで、端正な演奏解釈がその魅力でしょう。

 初期の4つの前奏曲は、昨日ご紹介したスクリャービンのピアノ協奏曲を校訂したジリャーエフに捧げられた作品。
スクリャービンのピアノ書法に影響を受けつつも、独自の官能的な作風になっています。

 ピアノ・ソナタ第6番はフェインベルクの代表作。オズワルト・シュペングラーの『西洋の没落』の一節をエピグラフとして掲げた深遠な作品となっています。濃密な半音階的作風と不思議な和声が魅力的です。この作品についてはまた後日、当ブログで取り上げます。

 ピアノ協奏曲第3番は、フェインベルク晩年の作品。半音階的書法から遠ざかり、透明感や孤独さを感じさせる作風に変化しています。


②ウラディミール・ソフロニツキー/スクリャービン博物館のソフロニツキー Vol.1~8(Vol.5のみ欠落) VISTA VERA
(VVCD-00195~00233)
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 『回想・モスクワの音楽家たち』でドミトリー・パパーノが賞賛しているソフロニツキー晩年のスクリャービン博物館でのライヴが収録されたCDです。

 この録音でソフロニツキーが弾いているピアノは、なんとスクリャービン自身のピアノ。

 DENONのシリーズには収録されていない、ショスタコーヴィッチやプロコフィエフのソナタ、そしてスクリャービンやシューマンの小品、さらにはハイドンのピアノ・ソナタを聴くことができます。
 
 私的な演奏会で真の実力を発揮したというソフロニツキーの面目躍如的な演奏を聴くことができます。このCDに関しても後日、詳細にご紹介してゆきたいと思います。

(文:大村新)


※通販・お取り置きは翌日5/21(月)より承ります。
※売り切れの際はご容赦ください。
 

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